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2020.12.14 up

“mori kinsei”  抗ウィルスで安心して永く着続けられる服 

“mori kinsei”  抗ウィルスで安心して永く着続けられる服 

「服を永く着続けること。」

USEDを拡張する進化型古着屋”森”の新たな試みとして”mori kinsei”というブランドが始動します。古着ならではの、時代を超えて愛されるものや受け継がれていくものを知り、触れ、扱う中で「服を永く着続けること。」という価値観を大切にし、伝えていきたいという想いがあります。そんな価値観を大切にし、体現するべく”mori kinsei”は生まれました。

 

 

“mori kinsei”は日本で心を籠め、謹んで作られたもの

自分の身体に馴染んでいき

数年経っても修繕や染め還しにより

愛着を持って生活と共に歩む

そんな永く着続けたくなる服を目指します。

 

<販売ページはこちら>

https://mori-store.net/?category_id=5fd33154df51591f9f950134

 

 

 

「これからの時代の安心して永く着続けられる服」

 

 

 

第一段として、2020年12月24日(木)13時より<Antiviral Wide CS>を発売します。

mori kinseiの最初の取り組みとして、永く着続けれる普遍的なカットソーを作りたいと考えている中で京都のある企業さんとのご縁があり今回の企画が進行しました。高橋練染株式会社という古くから服地整理仕上加工業を専門的に取り組まれている企業様です。そこで提案頂いたのは、独自のDEOFACTORという抗ウイルス・制菌防臭加工でした。普段あまり触れることのない馴染みがない技術でしたが、その効能や性能を知るにつれて、そんな加工が衣服に出来るのは率直に凄いと感じ、お取組みをさせて頂く運びとなりました。

今、コロナウイルスが世界中で蔓延しています。様々な予防策が行われていますが私たちが日常的に身につける物や身に纏う衣服だからこそ、信頼のできる物や安心できる物を選びたい方が多いのではないでしょうか?

mori kinseiのカットソーは「安心して永く着続けれる服」です。

 

 

 

 

 

抗菌ではなく「抗ウイルス+制菌+抗かび」

抗ウイルス→繊維製品に付着した特定のウイルスの数を減少させ、繊維製品が介するウイルスの広がりを弱めること。

制菌→細菌をそれ以上増やすことなく、菌数を減少させること

抗かび→繊維製品にカビが生えないように、特定のカビの発育を抑制すること

抗菌→生地表面上の細菌を防臭する程度に、増殖するのを抑制すること

一般的に聞かれるものとして抗菌加工などはよく耳にしますが高橋練染さんでの加工技術DEOFACTORは制菌の認証(SEKマーク)を取得されています。抗菌は細菌の増殖を抑制なので厳密にいえば少しづつ増えますが制菌では細菌が付着しても増えることなく減少するという部分が大きく違います。(SEKマークとは、一般社団法人繊維評価技術協議会が機能性繊維製品について、効果・安全性・耐久性などの評価を行い、承認しているマークです)

 

 

 

抗ウィルス加工で臭くならない

DEOFACTORの制菌の効能には大きく消臭・防臭効果がありますが、その独自のメカニズムはDEOFACTORの成分が空気中の水分と反応し続け、その効果が持続します。服を永く着続ける上で、「臭い」という要素はとても気になる所ではあります。実際に高橋練染さんの製品である靴下やハンカチを何度か試させて頂きましたが、まったく臭いや生乾き臭はせず、驚きました。(DEOFACTORのメカニズム下の図を参照)

 

 

性別・体型を問わないシルエット

 

抗ウイルス・制菌という要素だけがこのカットソーのこだわりではありません。シルエットと縫製にも気を配りました。mori kinseiのものづくりの性質としては「普遍的であること、性別を限定するようなデザインではないこと、仕立て(縫製)の質が良く服が目立ちすぎないこと(クラシックな考え)」を大切にしたいと考えています。なので一見変わり映えしないカットソーですがシルエットやサイズ感はオリジナル性のあるものに仕上がっています。

 

国内屈指の技術を持つ縫製工場 

 

 

縫製工場に関しては中々、苦労しました。10番空紡糸を使用した肉厚な日本製生地を抗ウイルス・制菌加工して貰い、その生地を持ち込みで縫製して頂ける所を一から探しました。メリヤス産業といっても工場によって様々な特性があり、風合いの柔らかいものを得意としている所もあれば、肌着的なカットソーが得意な所もあれば、昔ながらのミシンや手法を未だに大切に使うところもあれば様々です。

 

その中でも今回のカットソーにぴったりな縫製工場さんに出会えました。肉厚なカットソーや裏毛(スウェット、パーカー)などに特化して物づくりされている東京の工場さんです。元々採用したいと思っていた”天地引き”というVintageのTシャツに見られる裾の始末に関しても、今では縫製出来る工場が少なくなっていますが、難なく縫って頂けました。

 

 

Tシャツやカットソーを選ぶ上で首回りもとても大事な部分です。このカットソーでは抗ウイルス・制菌加工された生地を首回りにも使用したいと考え、ボディと共地のバインダー仕様にしています。一般的な手付襟の仕様よりバインダー仕様のほうが伸びにくいという特性があり、生地自体が肉厚なものなので、耐久性がでます。数々のTシャツを見てこられた縫製工場の社長さんにも「永く着てもらえる”タフネック”」と耐久性についてもお墨付きを頂いています。

 

そんなmori kinseiの<Antiviral Wide CS>は、これからの時代の「服を永く着続ける」という価値観を目指し、抗ウィルス加工を施した「安全で、安心できる服」です。店頭でも是非手にとっていただければと思います。

 

 

 

 

 

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