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2021.01.21 up

“mori kinsei” 「時代を問わず、着る人を引き立てるコート」

“mori kinsei” 「時代を問わず、着る人を引き立てるコート」

 

USEDを拡張する進化型古着屋“森”の新たな試みとして「服を永く着続けること」という価値観を体現するべく生まれたブランド“mori kinsei”より、新たなプロダクトがリリースされます。

第1弾は抗ウイルス加工を施したカットソーをリリースし、第2弾は2種類のコートを手がけました。

1月22日 pm18:00より森ONLINESTOREにて発売開始致します。

 

「時代を問わず、着る人を引き立てるコート」

西洋の歴史的な背景を持つ、クラシックなバルマカーンコートを踏襲し、日本の縫製技術と日本人らしい美意識を詰め込みました。

バルマカーンコートといえば本来は男性的な印象が強いアイテムですが、“mori kinsei”では男女問わず着て頂けるコートに仕上がっています。

通称一枚袖と呼ばれるラグランスリーブにより、肩の位置が合いラインがきれいに沿う為、ボリュームのあるシルエットですがすっきりとした見栄えになります。また、本来前合わせを比翼仕立てにするところを釦を前に出すことで女性の方でも取り入れやすくし、ウエストベルトをつけることで釦を止めても外したままでも好きなように縛ってもらえるようシンプルなものにしています。

 

 

「生地を贅沢に使用した、無双仕立て」

なんといっても一番の特徴としては表地を、贅沢に裏地まで合わせた無双仕立てにしたこと。

日本では着物や一張羅のコートなどに古くから用いられていた仕立て手法です。広い袖口から袖裏が見える為、より美しく見えるよう配慮されたこの仕立て方は、ひとつの袖をつくるのに袖丈の4倍程の用尺が必要となるとても贅沢な仕立てと言えます。

 

そんな手法が実現したのも縫製を請け負って下さった方々のおかげです。半世紀以上続くスーツを生業とし岐阜に根差した縫製工場様では、その道30年近くになるパタンナーの方に細かい修正を何度もして頂き、理想の形へと仕上がりました。

 

 

“mori kinsei”としては、「服を永く着続けること」を大事にする上で、クラシックであること(仕立ての品質が最高で、服が目立ちすぎない)を意識しています。

無双仕立てにすることで、より服の主張をそぎ落とした無垢なものとなり、「時代を問わず、着る人を引き立てるコート」に仕上がったと感じています。

袖をまくって頂くときも共地なので違和感がなく、裏地が色物や柄物でもない為、インナーとして合わせるものやパンツを選ばないというスタイリング面での実用性の高さも兼ね備えます。

 

「2種類の表情異なる生地」

そんな拘りを詰め込んだ今作のコートは厳選して選んだ2種類の生地にて少量で作りました。

織り物や縫製技術にゆかりある岐阜の土地で、長年生地に精通する方に相談に乗って頂き、沢山の素晴らしい生地を提案頂き、目移りしながら絞ることが出来ました。

一つは定番的なコットンギャバジンにしようと元々考えていましたが、Burberry(バーバリー)でも使われていたデッドストックの生地で1stサンプルを上げたところ、どこか紳士服の印象が拭えず、もう少し軽さとvintage感ある生地を探して頂き、最終的にはハイカウントに打ち込まれたコットン70/ナイロン30の高密度ギャバジン生地を採用することに。適度なハリコシがありながら軽さを兼ね備え、コートとしての耐久度も心配ない生地です。時間をかけ着ていく内にやらかく馴染んでいくことと、ご家庭でも丸洗いして頂けるので経年変化も楽しむことが出来ます。

 

 

「日本の誇りと言われる、葛利毛織の生地」

もう一つはウール生地になりますが、生地屋さんにて沢山の生地を見させて頂いた中でどうしても使わせてもらいたい生地に出会い、縫製工場様にも無理を言って極少量にて作らせて頂きました。

日本の誇りとも言われる葛利毛織(くずりけおり)/DOMINXのウール生地を無双仕立てで贅沢に使い、上品で抜群の雰囲気を醸し出しています。残反と言われ、ブランドや生地メーカーの余り生地を仕入れることで本来よりリーズナブルな価格で提供することが実現しました。

ギャバジン生地特有のハリコシと比べて、DOMINX(ドミンクス)のウール生地は、適度なハリとコシ、そしてなめらかで柔らかな風合いがあり、オーバーサイズでゆったりと着て頂いても自然と綺麗な広がりとドレープが生まれ美しいシルエットが出来上がります。

 

歴史ある某ブランドの創業者の言葉で、とても印象的な表現があります。

 

「大股で歩いた時にコートは綺麗になびかなくてはいけない。」

 

葛利毛織の美しいウールで作られたこのコートは、正にそのような表現が当てはまるものに仕上がったと思います。

 

 

<葛利毛織/DOMINX>

古くから日本の毛織物の産地として知られてきた愛知県一宮市。いまからおよそ100年前、トヨタ自動車の前身である豊田織機が日本で初めて自動織機を発明してからまもなく、葛利毛織(くずりけおり)は生まれました。海外の有名ブランドが例外なく革新的な高速織機を使用する中、葛利毛織では未だに創業当時と同じ「ションヘル」と呼ばれる低速織機を使い続けています。日本の物づくりが見直される昨今、商品の味にこだわる方々から高い評価を受け続ける葛利毛織は、日本の織物産業を支える日本の誇りとも言われています。

 

そんな葛利毛織が使用するションヘル織機は生地を織るための準備や手入れにも非常に手間がかかり、1日に100m以上織ることが出来る高速織機に比べ、たったの15mほどしか一日に織ることができません。ウールをはじめとする天然繊維は、もともと太さが不均一でバラつきがあります。それらを高速織機で均一に織ってしまうとかえって不均一になってしまう。糸に合わせて素材に負担をかけずゆっくりと織るションヘル織機は、適度なハリとコシが生まれ、羊毛の特徴を最大限に活かしたなめらかで均一な生地に仕上がります。

 

 

そんな日本の縫製技術と日本人らしい美意識を詰め込んだ、mori kinseiの

「時代を問わず、着る人を引き立てるコート」はブランドコンセプトでもある「服を永く着続けること」の体現を目指したアイテムです。流行に左右されず、変わらず着れるもの、ワードローブの中にあると安心でき、羽織った時には少しの高揚感を感じれるような存在であれればと。

 

是非下記リンクより商品ページをご覧下さい。

 

 


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