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2021.01.16 up
MEND | Vintage アランニット× KUROZOME REWARE FROM KYOTO
2021.01.16sat 21:00〜
Online store update.
アイルランドのアラン諸島で伝わるアランニット。過酷を極める漁師のために編まれたニットのことで、その独特の編み柄には、漁に出る夫の無事と豊漁を願う女たちの祈りの意味が込められていると言われています。
そんなアランニットもVintageでは、染みや汚れているものが少なからずあります。
Upcycled clothing BRAND “MEND” では、それらに京都紋付の「深黒染め」を施しました。
黒染めとは日本の伝統的な正装でもある「黒紋付き」を染める技術です。
黒紋付は相撲取りや歌舞伎役者などの伝統芸能の衣装のほか、昔はお葬式の喪主や結婚式の新郎が着用していました。
その技術を現在の洋服にも応用し、着なくなった服、汚れてしまった服などを黒く染め直してまた着られるようにいたします。
京都紋付は、黒色をさらに黒くする独自の加工技術「深黒(しんくろ)」を開発し様々なコレクションブランドの生地を染めてきました。
深黒加工の特徴として、無彩色でありながら鮮やかにも感じられる黒色は、まさに「漆黒」と呼ばれます。そして、染料と繊維の分子が結合することで、色落ちの心配がないこと。
染めを重ねて黒さを増すわけではなく、光を吸収することで黒さを増しています。また、高い堅牢度を保ちながら仕上がりがソフト。
副産物として、生地に撥水性が出るので水などをこぼしても簡単に拭き取れることができ、汚れにくいです。さらに、赤ちゃんが口に入れても安全な染料を使っているため安心して着用でき、地球環境にとっても優しいという点があります。
少量ですがOnline storeに入荷しました。
※SOLD OUTになる場合もございますので予めご了承下さい。
Online Store
https://mori-store.net/
また、店頭のみで受け付けていました衣類の「黒染め」染め替えサービスのonline受付を開始しました。
以前から「オンラインでも受けれないか?」という要望にお答えし、染色会社である京都紋付様の協力の元実現いたしました。
是非この機会に、愛着があったけど「汚れてしまった」「黄ばんでしまった」「形は気に入っているが色が今の年齢とあわなくなってきた」など様々な理由で着られなくなった服を蘇らせてみませんか?
この企画は単に衣類を染めるだけでなく、染めることにより、衣類を再生し、資源を大切にするということに繋がります。
新しいものばかりを追い求めるのではなく、服を大切に着続けるということを少しでも感じてもらえればと思います。